紀平がSP2位から逆転V…国際大会6戦全勝で世界選手権へ弾み

東スポWeb によると。

 フィギュアスケートのチャレンジカップの女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の紀平梨花(16=関大KFSC)がフリーで141・90点をマークし、合計208・34点で逆転V。シニア転向以来の国際大会連勝を「6」に伸ばし、最大目標の世界選手権(3月20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)へ向けて最高の弾みをつけた。

 シニア転向以来、7大会すべて1位という大得意のフリー。これまで何度もSPで出遅れながら巻き返してきた。今大会のSPも今季最低となる66・44点。2位発進として、フリーは19人中18番目に登場した。

 負け知らずの漆黒の衣装に身を包んだ紀平は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。前日のSPでは回転が足りずにダブルとなったが、わずか一日できっちり修正した。その後も高難度ジャンプを次々と成功させ、SP首位のアンバー・グレン(19=米国)をかわし、昨年のGPファイナル覇者らしい堂々たる演技でお家芸の逆転劇を見せ、国際大会6連勝を達成した。

 今大会は紀平が「最も大事な試合」と言い切る世界選手権の調整という位置づけ。それでも氷上に出てしまえば「ノーミスの完璧な演技」をすることに変わりはない。年頭の初詣でで絵馬に「今年全ての大会でガッツポーズ」「全ての大会で自己ベスト更新」と書き記した。自己ベスト更新はならなかったが、演技の最後は有言実行とばかり力強いガッツポーズを見せた。

 大会前「何点差までなら逆転できる自信があるか?」と問うと、こう答えた。

「相手の演技にもよるので難しいですが、自分が完璧な演技をすれば、だいぶ巻き返しができるようになってきました」

 そう言った後に「世界選手権では皆さん、ホントにいい演技をしてくる。ショートでしっかり決めないと」と自らに言い聞かせた。

 目指すのは、あくまでGPファイナル優勝以来となるSP、フリーともに1位の「完全V」。自国開催の世界選手権で、それを体現するはずだ。

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